日本リート投資法人（NRI）は19日、2019年12月期決算を発表した。
当期（19年7月1日～12月31日）は、営業収益86億3,400万円（前期比3.9％減）、営業利益46億4,200万円（同6.3％減）、経常利益40億円（同7.5％減）、当期純利益40億円（同7.5％減）、1口当たり分配金は8,892円（同725円増）となった。
匿名組合出資持分を取得し、その出資先運用資産合計8物件について優先交渉権を取得した。出資額は7,000万円。その結果、当期末のポートフォリオは、オフィス64物件（取得価格合計1,922億3,600万円）、住宅23物件（同468億2,400万円）、商業施設3物件（同101億8,300万円）の合計90物件（同2,492億4,300万円）および匿名組合出資持分3件（出資額合計1億7,000万円、出資先運用資産数合計15物件）。総賃貸面積は30万8,995.46平方メートル、稼働率は99.4％。
次期は営業収益86億8,000万円、営業利益46億8,200万円、経常利益40億5,100万円、当期純利益40億5,000万円、1口当たり分配金9,002円を見込む。