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遠隔操作ロボットで接客/東急不他

実証実験イメージ

 「東京ポートシティ竹芝」の推進に向け東急不動産(株)と鹿島建設(株)が設立した事業会社(株)アルベログランデと(株)サイバーエージェント、大阪大学は19日、大阪市が実施するIoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラムの中で、遠隔地からロボットを操作し接客する実証実験を実施すると発表した。

 卓上型コミュニケーションロボット「Sota※(ソータ)」、カメラ、マイク、スピーカーを店頭に設置。スタッフが遠隔地からタブレットを用いてロボットを操作し、顧客と会話をしながら接客するシステム。顧客の声はロボットのマイクを通してスタッフに届き、スタッフの声はロボットのスピーカーから発信される。

 ロボットが販売した場合と人が販売した場合の2つの条件を比較し、ロボットが販売することによる効果を検証。売り上げ向上へ影響や、遠隔勤務の可能性、顧客満足度等を調べる。

 なお、実証実験は大阪市が行なうIoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム「AIDOR(アイドル)エクスペリメンテーション」として実施。複合商業施設「アジア太平洋トレードセンター」(大阪市住之江区)で、2月29日、3月1日の2日間行なう。

※は実際は登録商標マーク


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