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NTTUD、横浜・日本大通りでサービスレジ開発

「横浜日本大通りプロジェクト」完成イメージ

 NTT都市開発(株)は19日、横浜市中区で開発を進める「横浜日本大通りプロジェクト」(客室数242室)の着工を発表した。

 みなとみらい線「日本大通り」駅至近で、交通利便性に優れた立地。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上17階地下2階建て、敷地面積約1,593平方メートル、延床面積約1万3,800平方メートル。ホテル(サービスレジデンス)のほか、店舗2区画を計画。開業は2023年夏の予定。

 The Ascott Limited(本社:シンガポール、最高経営責任者:ケビン・ゴー氏、以下、アスコット社)の運営するサービスレジデンスブランド「Citadines(シタディーン)」が出店する。同社のサービスレジデンスとは、ホテルとマンションの両方の機能を持った長期滞在にも適した宿泊施設。客室には、備え付けの家具やキッチンを設置し、フロントサービスやハウスキーピングサービスも提供する。「シタディーン」は、ビジネスやライフスタイルに合った必要サービスを選択できるモダンなつくりがコンセプト。その数は80都市で150施設・2万7,000室超に上る。日本では、東京(2施設)、京都(1施設)、大阪(1施設)で展開している。

 なお、NTT都市開発は、18年1月よりアスコット社とサービスレジデンスに関する事業協力を行なっており、その第1弾として、21年初頭開業予定で日本初出店となるコリビングホテルブランド「lyf(ライフ)」(福岡市中央区)の計画も進めている。「横浜日本大通りプロジェクト」は第2弾に当たる。


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