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小学校校舎を活用したホテルが開業

「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu」外観

 NTT都市開発(株)と子会社のUDホスピタリティマネジメント(株)、(株)プリンスホテル、(株)スティルフーズは、元京都市立清水小学校跡地を活用したホテル「The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu(ザ・ホテル青龍 京都清水)」(京都市東山区、客室数48室)を22日に開業した。

 同ホテルは、JR「京都」駅よりバス20分、「清水道」バス停下車徒歩5分。京阪電車「清水五条」駅徒歩20分。敷地面積約7,120平方メートル、延床面積約6,823平方メートル、地上4階建て。「記録を刻み、未来へつなぐ」をコンセプトに、小学校や地域が築いてきた歴史・文化を承継するため、館内の各所に小学校時代の建物の面影を残した。UDホスピタリティマネジメントが経営を、プリンスホテルが運営を担う。

 客室は既存棟(改修)の34室と、増築棟の14室で構成。客室タイプは、スーペリアキング(客室面積45.2平方メートル)、テラスツイン(60.8平方メートル)、ジュニアスイート(66.3平方メートル)、スイートルーム(134.3平方メートル)など。当時講堂のあった場所はレストラン・ライブラリーとし、多くの書籍に囲まれた空間を創出した。

 4階には宿泊者以外も利用できるバー「K36 The Bar」、4階屋上には京都の景色を一望できるルーフトップバー&レストラン「K36 Rooftop」を用意。別棟には、パリの老舗ビストロ「ブノワ」が「BENOIT KYOTO」を出店する。運営はスティルフーズ。

2階のライブラリー・レストラン


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