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東急不、京都に新たな学生レジデンス

「CAMPUS VILLAGE 京都一乗寺」カフェテリア

 東急不動産(株)、(株)学生情報センターは31日、学生レジデンス「CAMPUS VILLAGE」シリーズの、新施設「CAMPUS VILLAGE 京都一乗寺」(京都市左京区、全115室)を竣工したと発表した。

「京都一乗寺」は、叡山電鉄叡山本線「一乗寺」駅徒歩8分に位置。敷地面積約1,372平方メートル、延床面積約2,874平方メートル、鉄筋コンクリート造地上4階建て。東急不動産が用地を取得し建物を建設、(株)学生情報センターが運営を行なう。
 京都造形芸術大学と連携し、入居する学生にスムーズにコミュニケーションを取ってもらえるような仕掛けづくりを行なう。併設するカフェテリアの壁一面には、同大学の現役学生の協力を得て、現代の京都のまち並みをモチーフにしたアート作品をデザイン。入居後のイベントとして、同大学主催によるワークショップも開催する予定。
 また、敷地内でカーシェアリングサービスを行なうほか、日用品やキャンプ用品などのアウトドアグッズを貸し出すサービスも導入する。住戸は専有面積約15~21平方メートル、賃料は月額4万9,500~6万7,000円(敷金7万円、管理費月額2万1,500円)。

 なお同日、京都市内で「京都伏見」(京都市伏見区、全95室)、首都圏で「板橋本町」(東京都北区、全81室)も竣工。京都市内の2物件では、学生レジデンス業界に先駆け、複数のインテリアカラー設定やモデルルームを設置した。

 今回の3物件の竣工により、同シリーズは合計9物件・1,096室となった。


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