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19年度首都圏建売、新規販売は4,757戸

 (株)不動産経済研究所は17日、2019年度(19年4月~20年3月)および、20年3月度の首都圏建売住宅市場動向を発表した。

 19年度の新規発売戸数は4,757戸(前年同期比0.1%増)とほぼ横ばいで、3年連続の5,000戸割れとなった。地域別では、東京都1,564戸(全体比32.9%)、千葉県1,200戸(同25.2%)、埼玉県1,141戸(同24.0%)、神奈川県820戸(同17.2%)、茨城県32戸(同0.7%)。

 新規発売戸数に対する契約戸数は1,969戸で、平均契約率は41.4%(前年同期比2.8ポイント下落)となった。

 1戸当たり平均価格は5,047万5,000円(同1.5%減)。地域別平均価格は、東京都6,289万8,000円、千葉県3,778万6,000円、埼玉県4,129万4,000円、神奈川県5,754万6,000円、茨城県5,414万4,000円となった。

 3月の新規発売戸数は669戸(同86.4%増)。地域別では、東京都166戸(全体比24.8%)、千葉県146戸(同21.8%)、埼玉県137戸(同20.5%)、神奈川県220戸(同32.9%)、茨城県0戸だった。

 新規発売戸数に対する契約戸数は238戸で、月間契約率は35.6%(前年同月比13.9ポイント下落)。1戸当たりの平均価格は4,732万5,000円(同5.7%減、前月比3.1%減)。即日完売はなかった。

 月末の繰越販売在庫数(発売後6ヵ月以内)は1,113戸で、前月から215戸増加した。


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