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在宅勤務の困りごと、トップは「音」/リノベる

 リノベる(株)は1日、同居人がいるテレワーカーによる在宅勤務の業務環境等に関する調査結果を発表した。20~59歳の家族を含む同居人のいるテレワーカーに、webアンケートを実施。調査実施日は4月23日・24日。有効回答数は112。

 「働く場所」については、1位「ローテーブル」(36.6%)、2位「ダイニングテーブル」(35.7%)、3位「ソファ」(30.4%)と、リビング・ダイニングをワークスペースとしている人が上位を占めた。また、ワークスペースを所有する人は約3割だった。

 困っていることは、「家族の声や生活音などの音が気になる」(43.8%)がトップ。2位は「テーブルや椅子のサイズが作業に適していない」(42.9%)、3位は「仕事以外のことが目に入り気になる」(38.4%)という結果となった。

 在宅勤務を行なう上で重視する点、今後改善したい点については、トップが「個室のワークスペース」(46.4%)。以下、2位「作業に適した椅子とテーブル」(42.9%)、3位「コンセントの位置や配線の確保」(33.0%)、4位「テレビ会議で、背景を気にしなくていい場所または内装」(32.2%)となった。

 そうした環境の中、業務に集中するために行なっている工夫としては、「イヤホンなどを活用して音が聞こえないようにした」(33.0%)がトップに。2位は「場所を変える」(28.6%)、3位は「テーブル/椅子に代わるものを見つけて活用」(24.1%)など、すぐにできる小さな工夫に取り組んでいることが分かった。


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