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東建、シンガポールのオフィスビルが竣工

「79 ロビンソンロード」外観

 東京建物(株)は20日、シンガポールのキャピタランドグループおよび三井物産(株)と共同で行なってきたシンガポール・ビジネス中心地区でのオフィスビル再開発事業「79 ロビンソンロード」が竣工したと発表。同社グループ初の東南アジアでのオフィスビル事業となる。

 同物件の所在地「タンジョンパガー」地区は、金融機関や法律事務所等が集積するシンガポールのビジネス中心地区の一角。近年、再開発が加速しているエリアで、今後MRT(地下鉄)「タンジョンパガー」駅直結となる予定。

 同物件は、2017年3月に着工。総事業費約10億シンガポールドル(約750億円)のハイグレードオフィスビル(一部商業施設)。土地面積4,371平方メートル、延床面積約5万7,000平方メートル。総賃貸面積のうち、低層部・中層部を中心に約70%以上の入居申し込みがあり、銀行や保険会社等の多国籍企業が入居する予定となっている。

 また、キャピタランドが運営するコワーキングおよびフレキシブルワークスペース「Bridge+」も開業する予定で、多様な形態の会議室、イベントスペースおよび家具付きワークスペース等を提供する。


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