シービーアールイー（株）（CBRE）は27日、特別レポート「リモートワーク成功の秘訣」を発表した。
企業がリモートワークを導入するにあたっては、経営層や管理職を含め全社一丸となって取り組むことが必要であるとした上で、「明確なゴールを設定しトップがコミットする」「変革を推進するグループを設置する」「いきなり大きく始めない・長期的に腰を据えて導入する」「社風に合った改革を実行する」「アドホックな（特定の目的のための）コミュニケーションが生まれる場を用意する」の5点がポイントであるとした。
経営トップ自らが、リモートワークの方向性を示しロールモデルとなって従業員をけん引。部門横断的に変革を推進し、他の従業員を啓発するような部署を設置することを提示。短期目標を明確化し、制度等はトライ・アンド・エラーで整備を進め、リモートワークの日数制限や勤怠管理は業種や職種に応じて最適解が異なるため、成功事例にとらわれすぎず自社に合った制度を確立するべきであるとした。