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南極観測隊の参加者が帰国報告会/ミサワH

小山 悟氏と「基本観測棟」

 ミサワホーム(株)は26日、同社グループから南極地域観測隊に参加していた、社員による現地作業報告会をウェブ会議形式で開催した。

 同社は1968年の「第10居住棟」の建設以来、南極地域観測隊の活動や生活を支えるさまざまな建物を受注。累計36棟・総延床面積約5,900平方メートルにのぼる。また、専門技術を有する同社社員が国立極地研究所へ出向し、昭和基地のシンボル的建物となっている「管理棟」や「第1・第2居住棟」「自然エネルギー棟」などの建設に携わってきた。

 今回は第60次越冬隊での活動を報告。行動期間は、2018年11月30日~20年3月20日。今回帰国した小山 悟氏は、居住棟などの既存建物のメンテナンスの他、老朽化した「気象棟」に代わる「基本観測棟」の内部工事を主に担当し、観測隊が寝泊まりする仮眠室などの設置を行なった。


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