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野村不、サテライトオフィスの利用拠点を拡大

法人向けサテライト型シェアオフィス「H1T新宿西口」

 野村不動産(株)は27日、東武鉄道(株)が展開する郊外型サテライトオフィス「Solaie+Work(ソライエプラスワーク)」との提携契約を締結した。

 今回の提携により、同社が展開する法人向けサテライト型シェアオフィス「H1T(エイチワンティー)」の会員は30日より、「H1T」全24拠点と、提携先を含む合計43拠点を利用することが可能となる。

 「H1T」は、都内主要エリアや郊外ターミナル駅で展開。開放的なオープン席、完全個室ブース席、最大6名収容の会議室など多様な執務スペースを用意している。契約金・基本料金はなく、「15分150円」からの利用が可能。スマートロック、セキュリティカメラの導入により防犯面を強化し、定員数縮小、係員巡回による各現場の清掃等実施など、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策も講じている。

 2019年10月のサービス開始以降、同社は各社が展開するコワーキングスペースやシェアオフィスサービスとの連携を進めてきた。すでに、東京電力ホールディングスが展開する「SoloTime」や、東京メトロのキッズスペース併設型コワーキングスペース「room EXPLACE」とも提携契約を締結しており、20年度中に提携先を含む80拠点(うち同社開発45拠点)での利用を可能とする計画。中期目標として、27年度中に提携先含む300拠点(うち同社開発150拠点)の開設に向け事業を推進していく。


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