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京都のBTS型物流施設が稼働/阪急電鉄

「ロジスタ京都上鳥羽」外観

 阪急電鉄(株)は、BTS型物流施設「ロジスタ京都上鳥羽」(京都市南区)が竣工し、8月から大和物流(株)が「京都物流センター」として運営を開始したと発表した。阪急阪神不動産(株)が業務代行している。

 近畿日本鉄道京都線「上鳥羽口」駅から約400m、名神高速道路「京都南IC」から約1.4km、第二京阪道路「上鳥羽IC」から約0.6km。国道1号・171号にも近く、京都府内をはじめ、関西圏広域への配送に便利な立地。鉄骨造地上5階建て(倉庫は4層・事務所2層)で、敷地面積6,995.08平方メートル、延床面積1万4,482.53平方メートル。

 1階倉庫部分は低床式バースとし、10mの大庇を設けて広い荷捌きスペースを確保している。大庇には荷重2.8tの天井クレーンを設置し、建材等の重量物もスムーズに取り扱うことが可能。この他、荷物用エレベーターと垂直搬送機を各2基ずつ設置し、貨物の搬送作業を効率良く行なえるようにしている。エントランスには、京都の伝統的な手法により作られた唐紙を壁紙として使用。京都ならではの趣ある風合いを演出している。


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