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シノケン、100億円規模の私募REIT運用開始

 (株)シノケングループの不動産ファンドビジネスを展開する(株)シノケンアセットマネジメントは、資産規模約100億円規模の私募REITの組成を完了し、運用を開始した。

 2019年10月、国土交通大臣より「取引一任代理等の認可」を取得。20年1月に金融庁(関東財務局)への「投資運用業」の登録を完了し、同年5月にシノケンリート投資法人を設立した。このたび、投資法人の監督官庁(関東財務局)への登録と、主に東京23区内に所在する賃貸住宅不動産を投資対象とした総額100億円規模の私募REIT組成が完了し、運用開始に至った。

 同社は、来年をめどに追加で200億円程度の私募REITを組成するための準備を行なっており、資産規模300億円程度まで拡大させたい考え。不動産市場および資本市場等の動向を見極めつつ、東京証券取引所への上場に向け準備を進めていく。


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