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熊本県賃貸住宅経営者協会が設立式典を開催

「若い世代の不動産経営者にノウハウや知見を多く引き継いでもらいたい」と話す川口会長

 (一社)熊本県賃貸住宅経営者協会(会長:ミリーヴ(株)代表取締役会長・川口 雄一郎氏)はこのほど、ホテル日航熊本(熊本市中央区)にて、設立記念式典を開催。同協会会員、来賓など約130名が出席した。

 同協会は、良質な民間賃貸住宅の供給および適正な管理を通じ、また、国および地方公共団体の住宅政策に協力し、賃貸住宅経営の健全なる発展と快適な住宅・住環境、健全な都市環境の整備に資することで社会福祉の増進に寄与することを目的に、4月1日に設立。正会員8社(熊本県下の有力賃貸管理会社)、家主会員1,500~2,000名(正会員が管理する物件のオーナー)、賛助会員150~200社(士業、建設・設計・金融業者等)で構成されている。

 会員に対しては、空室増加、物件老朽化、入居者ニーズの多様化、保守点検・工事施工等について、各種専門家による相談会を開催。行政、関係業界の最新情報の提供により、不動産経営の健全化と事業継続への支援を行なっていく。また、今後の空き家の増加や移住者、外国人への住まいのマッチングについて行政と協働で取り組みを実施。近年頻発する災害において、賃貸型応急住宅の提供や恒久的な住まいの確保への協力、提言を行なうことで、良好な住環境の整備にも貢献する。

 式典の冒頭、同協会会長の川口 雄一郎氏が挨拶。「2年ほど前から、熊本にいるわれわれでできることはないかと、地元の不動産管理会社を中心に協会の設立を考えていた。会長としての役割を果たし、若い世代の不動産経営者にノウハウや知見を多く引き継いでもらいたい」などと話した。


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