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川口駅前の再開発事業が都市計画決定/三井不レジ

 三井不動産レジデンシャル(株)はこのほど、「川口本町4丁目9番地区第一種市街地再開発事業」(埼玉県川口市)が都市計画決定されたと発表した。

 JR京浜東北線「川口」駅の南側、約400mに位置する約0.7haの区域の再開発事業。同エリアには、鋳物工場跡地の低未利用地や老朽化した木造密集住宅、旧耐震共同住宅などが混在していて、防災性や住環境の向上、まちのにぎわい創出が求められている。

 同事業では、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を目指し、防災上重要な都市計画道路である善行寺荒川線を拡幅整備するほか、誰もが利用できる約700平方メートルの避難広場を創出し、かまどベンチやマンホールトイレ等の防災設備も設置する。また、同線沿いには住宅・商業・業務施設を整備し、生活の利便性向上、にぎわいの創出につなげる。住宅・商業・業務施設は、建築面積約2,000平方メートル、延床面積約2万4,500平方メートルとなる予定。住宅戸数は約220戸を見込む。

 2021年に再開発組合を設立、22年に本体工事着工、25年に竣工する計画。


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