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光が丘のシニア住宅で「中間期介護」サービス

増築した「シニア住宅東棟」の外観
「共用棟」の外観

 (株)東急イーライフデザインは7日、子会社の(株)光ガ丘ヘルスケアが所有・運営する介護付有料老人ホーム「光が丘パークヴィラ」(東京都練馬区)の増築工事が完了し、入居を開始したと発表。同施設で「中間期介護サービス」を開始したと明らかにした。

 同施設は、生活支援から介護・看護・医療支援・終末期介護まで一体で提供できるシニア住宅を目指して1985年に開業。2019年6月に東急不動産ホールディングス(株)の傘下に入り、同社グループのノウハウを活用した新たなサービス提供を可能とする増築棟の建設を進めていた。敷地面積1万500平方メートル。シニア住宅とケアセンターで構成する。

 今回新たに「シニア住宅東棟」と「共用棟」を増築。シニア住宅東棟(総室数18室)は、延床面積1,530.81平方メートル。居室面積は53.44~62.68平方メートルで、間取りは1LDKと2LDK。

 「共用棟」は、延床面積838.47平方メートル。シニア住宅とケアセンターの中間的な位置付けの「中間期介護エリア」として、健康不安を抱えていたり、病気・けがの回復途上であったりするなど手厚い見守りが必要な高齢者を対象として、リハビリ体操や作業療法、コーラスなどのアクティビティなど、さまざまなサービスを提供する。

 建物は既存建物を含めていずれも鉄筋コンクリート地上3階地下1階建て。増築後は、延床面積1万2,340.41平方メートル、総室数139室(シニア住宅119室、介護住宅20室)となる。


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