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京都でBTS型物流施設を竣工/ラサール

「AZ-COM Logistics Kyoto」外観

 ラサール不動産投資顧問(株)はこのほど、BTS型物流施設「AZ-COM Logistics Kyoto」(京都府八幡市)を竣工した。

 京滋バイパス「久御山淀」IC、名神高速「大山崎」ICより約2km。敷地面積約2万32平方メートル、延床面積約3万8,314平方メートル、鉄骨造地上4階建て。テナントは、大手3PL事業者の(株)関西丸和ロジスティクス。同社は同施設内に本社機能を移転した。ラサールは、関西丸和ロジスティクスと共同で近畿運輸局より物流総合効率化法に基づき物流総合効率化計画の認定を受け、京都府より開発許可を取得、同施設を開発した。

 1階部分に冷凍冷蔵機能を有し、3温度帯(常温・冷蔵・冷凍)に対応したオペレーションを可能とした。また、東・南面の2面バースを備え、各階は梁下有効高さ5.5m、床荷重を1.5t/平方メートル確保し、垂直搬送機と荷物用エレベーターをそれぞれ3台配置した。駐車場85台分、ドライバー専用の休憩室なども完備。

 また、LED照明や太陽光パネル(予定)を設置する等、省エネ対策・環境負荷低減に配慮した結果、CASBEE(建築物総合環境性能評価システム)の評価「Aランク」認証を取得した。


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