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京急、品川の古民家を複合施設にリノベ

改修前(左)と外壁改修後(右)の外観

 京浜急行電鉄(株)は22日、築90年超の古民家群をリノベーションした複合施設「SHINAGAWA 1930」(東京都品川区)を2020年冬に開業すると発表した。

 京急線「品川」駅徒歩10分にある古民家5棟をリノベーションする。かつて東海道五十三次の最初の宿場として栄えた品川宿に程近く、施設を含む周辺に点在した木造建築は「しながわ100景」に選ばれるなど、江戸の面影が残るエリア。

 全5棟のうち、1棟を(株)ユニアス、PORTOが運営するコワーキングスペース、もう1棟を、ユニアス、おとなのまなび合同会社が運営するソーシャルカフェとして改修、開業する。5棟全体の延床面積は約457平方メートル、地上2階建て。

 コーディネートおよび運営は、多数のリノベーション事業を手掛ける京急グループの(株)Rバンクが行なう。今後、残りの3棟に関しても開発を検討していく。


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