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京都の高架下開発、テナントが決定/阪急電鉄

「TauT阪急洛西口」第3期エリア外観イメージ

 阪急電鉄(株)は27日、京都市と連携して進めている高架下開発「TauT(トート)阪急洛西口」(京都市西京区)で、第3期エリアに出店する5つのテナントが決定したと発表した。

 「TauT阪急洛西口」は、阪急京都線「洛西口」駅付近の連続立体交差化事業によって生み出された総延長約1km、敷地面積約1万1,200平方メートルの高架下空間。まちの魅力を高めるため、物販やサービス、飲食店などの店舗や施設の開発を順次進めてきた。第1期(開業2018年10月)・第2期(同20年1月)と合わせて、今回の第3期エリアの完成により、全体の開業を迎える。

 第3期エリアは、鉄骨造地上1階建て、敷地面積約6,234平方メートル、延床面積約1,103平方メートル。出店テナントは、シェアオフィスやコワーキングスペース、音楽・カルチャー教室、卓球スクール、ランニング専門ジム、体操教室など。スポーツや音楽・文化活動を通じて新たなコミュニティが生まれるテナントを誘致した。また、地域の集いの場として、さまざまなイベントやワークショップにも利用できるオープンスペース「トートひろば」や「コミュニティ花壇」も整備する予定。

 開業は21年2月の予定。


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