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兵庫県で古民家再生事業の第1弾/和田興産

「ラドーレ神河」外観

 和田興産(株)は1日、複合地域交流施設「ラドーレ神河(かみかわ)」(兵庫県神崎郡)をオープンした。(株)デザインクラブリンクと共同で取り組んだ古民家再生事業の第1弾。

 JR播但線「寺前」駅徒歩3分に位置。総床面積269.44平方メートル・2階建て、空き家となっていた築50年超の自転車販売店(南側1階)兼住宅(南側2階、北側1・2階)の古民家を再生。南側1階をカフェスペース、南側2階をコワーキングスペース、北側1・2階を簡易宿泊施設とした。

 カフェスペースでは、サイクリストや観光客に向け、美容と健康を意識したスープと本格ドイツパンのセットを提供。ロードバイク3台をレンタサイクルとして用意している。
 コワーキングスペースは、Wi-Fiやコピー機を完備しており、テレワーク等に利用することが可能。個別ブースや小会議用のミーティングルームのほか、シャワールームも設けた。
 簡易宿泊施設(ゲストハウス)は、完全予約制で100%キャッシュレス決済を導入。1日1組限定で8人まで利用できる。

 コワーキングは、2時間カフェワンドリンク制+500円から。ゲストハウスは、1人1泊5,000~1万2,500円(税別)。レンタサイクルは3時間(半日)3,000円(うち保証金1,000円)、6時間(1日)5,000円(うち保証金2,000円)。


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