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欧州大陸初のオフィス開発/三菱地所

「(仮称)Cristóbal de Moura121-125」竣工イメージ

 三菱地所(株)は9日、英国子会社の三菱地所ロンドン社(Mitsubishi Estate London Limited)を通じて、スペイン・バルセロナ市のオフィス開発事業「(仮称)Cristóbal de Moura121-125」を着工したと発表した。

 同社としては、欧州大陸初のオフィス開発。欧州における投資マネジメント事業を展開するグループ会社の「Europa Capital社」との協業となる。

 同事業は、地下鉄「Selva de Mar」駅徒歩7分に立地。スペイン・バルセロナ市東部に位置する「22@地区」にあり、近年、多くのグローバルIT企業やテック系スタートアップ企業がオフィスを構える成長著しいエリア。4つの計画で構成する再開発街区の1つで、地上10階地下2階建て、賃貸面積約1万1,000平方メートル。

 三菱地所ロンドン社の英国・ロンドンのオフィス開発・運営経験と、Europa Capital社のスペインでの豊富な投資実績を生かし、競争力のあるオフィスビルを提供し、欧州における投資領域の拡大を図る。竣工は2022年の予定。


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