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(一社)千葉県宅地建物取引業協会千葉支部は17日、オンラインセミナー「トイレクリーン C+1セミナー」を開催した。
社会貢献活動の一環。千葉県商工労働部観光企画課が県内各地で開催している同セミナーを、ファシリテーターとして同支部会館で開催し、オンラインで発信。同支部会員、および聴講を希望した一般消費者30人が聴講した。
開会の挨拶に立った石川公之支部長は、「オンラインによる研修の開催は今回が初。コロナ禍で、これからはこういう形が増えるだろう。誰もがきれいなトイレを提供・活用できるよう、そしてコロナウイルス感染予防のためにも、今回の研修を生かしていただきたい」と述べた。
第一部は、アントイレプランナー代表の白倉正子氏が講演。トイレの清掃(クリーン=C)知識の獲得とおもてなし(+1)の仕方という観点から、便器タイプ(和式、洋式、小便器)別に汚れやすい箇所や清掃のコツ、洗剤等の特徴などまで分かりやすく解説した。さらに、花を飾る、利用方法の表示・案内の方法、芳香剤や音楽の活用といったトイレにおけるおもてなしの方法、災害時のトイレ対策についてまで幅広く説明した。
第二部は、(株)ファシリティサポート代表取締役の吉岡智樹氏が、新型コロナウイルスの特徴と除菌・消毒の方法について講演し、現在流通している除菌・消毒剤の特徴等や、価格や効果などの観点から推奨する除菌・消毒剤の種類、その使用方法やトイレ清掃時の除菌・消毒作業のポイントなどを分かりやすく解説した。