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海老名の物流施設が竣工/三菱地所

「ロジクロス海老名」外観

 三菱地所(株)は30日、物流施設「ロジクロス海老名」(神奈川県海老名市)の竣工を発表した。

 圏央道「海老名」ICより約0.8km、JR相模線「社家」駅より徒歩15分、小田急線・JR相模線「厚木」駅より徒歩16分に位置。敷地面積約3万100平方メートル、延床面積約6万4,200平方メートル、鉄骨造地上4階建て。大手物流会社と1棟賃貸借契約を締結している。

 施設利用者の快適な空間づくりを企図し、有名家具ブランド「journal standard Furniture」とタイアップした休憩室を2ヵ所に設置。テナント企業が無償で利用できる会議室も用意した。また、屋根上自家消費太陽光発電(PV)設備を設置。発電した電力を同施設内で使用し、必要な電力の一部を再生可能エネルギーで賄う。AI清掃ロボット「Whiz」も本格導入。これまで人の手で行なっていた一部の清掃業務をロボットが代替する。今後のロジクロスシリーズ竣工予定物件でも導入を検討しており、人手不足およびコロナ禍における非接触に対応した新たな施設運営管理を実践していく考え。

 また、「ロジクロス船橋」(千葉県船橋市)、「ロジクロス座間小松原」(神奈川県座間市)の2物件にも着工しており、計画中の案件も含め、開発実績は累計21棟・延床面積167万平方メートルに到達する見込み。


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