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抗ウイルス・抗菌マンションを全国展開/大和ハ

 大和ハウス工業(株)は25日、「抗ウイルス・抗菌マンション」を全国展開すると発表。第1弾として、開発中の分譲マンション「プレミスト茨木双葉町」(大阪府茨木市、総戸数74戸)に導入する。

 新型コロナウイルス感染症の影響で衛生意識が高まる中、同社が社員を対象に行なったアンケートで、「家の中の抗ウイルス・除菌」への関心が高かったことから、展開することとなった。

 抗菌製品技術協議会(SIAA)の認証を受けた建材や非接触キー、人感センサー付きスイッチといった感染リスクを低減できるアイテムを導入していく。

 「プレミスト茨木双葉町」は、阪急京都線「茨木市」駅徒歩5分。敷地面積約1,895.61平方メートル。建物は延床面積6,550.25平方メートル、鉄筋コンクリート地上10階建て。専有面積は67.41~86.40平方メートル。

 ニューノーマル時代の生活様式に対応できる仕様とし、各戸に無機の銀系抗ウイルス・抗菌剤を含んだ特殊コーティングを施した床材や建具を採用。また、共用部にはテレワークや子供の宿題・勉強スペースとして利用できるよう、Wi-Fi利用可能な個室ブースを6ヵ所設置する。

 竣工は2022年3月上旬、入居は同月下旬の予定。

「プレミスト茨木双葉町」イメージ


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