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伊藤忠「富ヶ谷」、立地やグレード感に高評価

「クレヴィア渋谷富ヶ谷」完成予想図

 伊藤忠都市開発(株)が、2月24日から販売を開始した分譲マンション「クレヴィア渋谷富ヶ谷」(東京都渋谷区、総戸数35戸(うち事業協力者住戸13戸))が順調に進捗している。

 同物件は、東京メトロ千代田線代々木公園駅徒歩10分に立地。従前の「富ヶ谷スカイマンション」(1978年築、総戸数15戸)を「マンション建替え等の円滑化に関する法律(建替え円滑化法)」による個人施行方式により、同社が個人施行者として建て替える。

 モデルルームは、新宿の常設ギャラリーに設置。各住戸の玄関横には、住戸ごとに異なるガラス製のオーナメントをあしらったほか、バルコニーの内側にも外壁と同じイメージのレンガを張り込んでいる。このほか、玄関やリビングの折り上げ天井、床タイル張りの浴室など、シーザーストーン仕上げのキッチン天板など、グレード感を高めているのが特徴。

 住戸は、専有面積は約50~80平方メートル。価格は8,970万~1億5,030万円。坪単価は約600万円。これまでのマンションギャラリー総来場者は約90組。1期1~3次まで販売が進んでおり、22戸中11戸が販売済み。交通量の多い山手通りから1歩奥に入った、高級住宅街である「富ヶ谷」という、建て替えマンションならではの立地への評価が高かった。

モデルルーム


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