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三好不、LGBT向け住宅ローンで楽天銀行と提携

 (株)三好不動産は2日、楽天銀行と提携し、「楽天銀行LGBT住宅ローン」の紹介を開始した。

 同社は2016年より、LGBTカップルの賃貸住宅の斡旋を開始。その後、LGBTカップルの不動産購入ニーズが高まってきたことで、サービス拡充の一環として今回の提携に至った。

 楽天銀行は、17年10月より、パートナーシップを公認する公的書類の提示なしで申し込める同ローンの提供を開始。借入期間中は、変動金利と固定金利を何度でも変更可能。住宅ローン契約時の諸費用の一部を借入額に含めることができる。保証料・繰上返済手数料の費用は無料。利用の際は、連生型団体信用生命保険への加入が必須で、これによりパートナーの収入合算をベースに1本のローンを組むことができ、単独より借入額を増やすことが可能となる。
 融資事務手数料は借入額×2.20%(税込み)。融資金額は500万円以上2億円以内、融資期間は1年以上35年以内(完済時年齢が満80歳となるまでの年数)。変動金利または固定金利(2年・3年・5年・7年・10年)のいずれかを選択することができる。

 同社が運営する仲介店舗等を通して物件購入を予定しているユーザーが対象。店頭での商品説明は行なわず、パンフレットの配布のみとする。詳細は楽天銀行の専用窓口(0570-095-600)まで。


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