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プロロジス、神戸で物流施設を起工

「プロロジスパーク神戸3」完成予想パース

 プロロジスは20日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク神戸3」(神戸市西区)の起工式を執り行なった。

 同施設は、神戸市が開発する「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内の敷地面積約2万平方メートルに開発するもの。同パーク内ではこれまで、BTS型施設3物件とマルチテナント型施設1物件を開発し、いずれも満室で稼働している。山陽自動車道「神戸西IC」に至近。JR「三ノ宮」駅や神戸市営地下鉄「西神中央」駅よりバス便もあり、従業員の通勤利便性も高い。

 鉄骨造地上4階建て、延床面積4万5,693.51平方メートル。1~3階にトラックバースを備えるほか、スロープを利用して2・3階へコンテナトレーラーが直接アクセスできる。自家用車での通勤が多い地域特性を考慮し、敷地の高低差を利用した半地下部分も活用。同エリア内最多規模の約 200 台分の駐車スペースを確保する。また、BCPの一環として、緊急地震速報、衛星電話、非常用発電機、非常用受水槽を整備する計画。

 すでに3・4階は専門商社の入居が決まっており、倉庫内の自動化を予定。同社は4階の一部を吹き抜けとすることで、自動倉庫システムの導入をサポートする。1・2階は入居企業募集中で、最大3区画に分割でき、1,500~5,300坪での利用が可能。

 竣工は2022年6月末の予定。


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