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米国でのデータセンター開発事業に参画/三菱地所

データセンターキャンパス完成イメージ

 三菱地所(株)は7日、東京センチュリー(株)と共に米国でのデータセンター開発事業へ参入すると発表した。

 米国で投資マネジメント事業を展開するTAリアルティ社(TA Realty LLC、以下「TA社」)がバージニア州北部のラウドン郡で計画しているデータセンターキャンパス開発事業について、セパレートアカウントの私募ファンドを組成、そこに出資する。TA社は三菱地所が2015年に買収した企業。

 プロジェクト全体では、約145エーカー(約58万7,000平方メートル)の敷地に、全7棟・総建物面積150万スクエアフィート(約14万平方メートル)超のデータセンターキャンパスを開発する。敷地内には専用の変電所も備える。施設電力合計は300MW。

 三菱地所と東京センチュリーは、第1フェーズの2棟(合計54万8,000スクエアフィート(約5万1,000平方メートル、施設電力合計100MW))について出資する。万全なバックアップインフラ・高度な信頼性を兼ね備え、クラウドサービス事業者など大規模事業者のニーズに対応可能な施設として建設する予定。


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