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葛飾区で超高層タワマン、再開発組合を設立

「東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業」完成予想図

 三菱地所(株)、三菱地所レジデンス(株)、三井不動産レジデンシャル(株)は17日、推進している「東金町一丁目西地区第一種市街地再開発事業」(東京都葛飾区)について、4月28日に東京都の認可を受け、5月14日に再開発組合を設立したと発表した。

 超高層マンションと、商業・業務施設(現在地区内にある自動車教習所の再整備)、公益施設を一体で開発するとともに、開発エリアに面する理科大通りの歩行空間も整備する。2016年より三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャルが事業協力者として同事業を推進、三菱地所は17年より商業計画検討パートナーとなり、今般、正式に参加組合員として参画する。

 開発地は、JR「金町」駅北口の西側に位置する約3.0haのエリア。22年度に着工する第I期として、鉄骨造地上5階地下2階建て、店舗や自動車教習所などが入る商業・業務棟を建設。26年度着工予定の第II期に、鉄骨造地上4階地下2階建ての商業・公益施設棟、および鉄筋コンクリート造地上40階地下2階建ての住宅棟(約860戸)を開発する計画。延床面積は約17万1,250平方メートル。理科大学通りと直交する場所に、イベントや災害時に活用できるまちのにぎわい拠点空間も整備する。

 今後は、22年3月に権利変換計画認可、25年度に第I期竣工、26年度に第II期(商業棟・住宅棟)着工、30年度に第II期竣工を予定。


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