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千葉・津田沼でタッチレス仕様の分譲マンション

「ルピアコート津田沼」外観イメージ
モデルルーム(71.75平方メートル)

 ポラスグループの(株)中央住宅は29日、分譲マンション「ルピアコート津田沼」(千葉県船橋市、総戸数53戸)の販売を開始した。

 敷地面積1,890.41平方メートル、延床面積3,774.21平方メートル、JR総武本線「津田沼」駅徒歩12分に立地。鉄筋コンクリート造地上7階建て。

 コロナ禍への対応として、共用部・専有部へのタッチレスの設備にこだわった。エントランスや住戸玄関、宅配ロッカーにはハンズフリーの非接触キーシステムを採用。エレベーターも機器に手をかざすだけで呼び出しや行先階の選択できるように。ゴミ置き場は自動ドア。住戸のキッチン、洗面所にもタッチレス水栓を標準装備とした。

 また、収納を書斎に変更できる「変身クローク」を初採用。折り畳み式のカウンターテーブルや可動式ポールの設置でライフスタイルに合わせて容易に使途を変更できる。ダイニングテーブル一体型のオリジナルキッチン「ピアキッチン」も32戸に標準仕様に。

 子供が自ら「できる」仕掛けも多数用意。共用部では、子供専用の自転車置き場や手洗い場、ドアには専用のスコープを設置。住戸内の洗面台にも専用ミラーを設けている。

 第1期販売は20戸。価格が3,998万~5,288万円。最多価格帯は4,500万円台。坪単価は215万円。間取りは3LDK、専有面積は68.02~71.75平方メートル。21年1月にホームページを開設し、モデルルームは4月(ゴールデンウィーク)にオープン。これまで100組以上が来場した。来場者は、千葉県船橋市、習志野市、市川市、東京都城東区在住者で、共働き、出産を控えているもしくは小さい子供がいる家族が中心。世帯年収は1,000万円前後。顧客の反応から20戸に即申し込みが入る見込み。

 竣工は22年5月、入居開始は同年6月中旬を予定。

 28日の報道陣向けモデルルーム見学会で、同社マインドスクェア事業部取締役事業部長・金児正治氏は、「コロナ禍で安心して暮らせるよう、お客さまが求めやすい価格設定を維持しながらできる限りの非接触に関する設備・仕様を採用した。当社分譲マンションにおけるスタンダードとしていきたい。
 今後は、近隣の船橋、西船橋でも今夏マンションを販売開始する予定。千葉エリアほか、当社が強みとする京浜東北線沿線や東武鉄道伊勢崎線の埼玉県エリアも含め、戸建てとあわせて積極的に分譲住宅を供給していく」と述べた。

「変身クローク」の収納として利用したパターン
「変身クローク」を書斎にしたパターン


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