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東海道リート投資法人上場、初値公募価格超え

 東海道リート投資法人は22日、東京証券取引所不動産投資信託証券市場(JREIT)に上場した。

 同投資法人は2月1日設立。資産運用会社は東海道リート・マネジメント(株)、スポンサーは産業系、金融・不動産系等の9社で構成。静岡を核とする産業地域の物流施設や産業系施設、産業・生活インフラアセットに投資することで、安定的なポートフォリオ構築と成長を図っていく。

 上場時の運用ポートフォリオは、8物件・取得価格ベースで303億円。公募価格は10万円、初値は10万1,500円と公募価格を上回った。終値は10万5,000円、出来高は4万6,377株。

 また同日、2022年1・7月期、および23年1月期の運用状況予想を発表。22年1月期は、営業収益13億6,200万円、営業利益8億5,200万円、経常利益3億8,100万円、当期純利益3億8,100万円、1口当たり分配金2,150円と予想。7月期は、営業収益11億100万円、営業利益6億2,600万円、経常利益5億6,400万円、当期純利益5億6,400万円、1口当たり分配金3,186円と予想。23年1月期は、営業収益11億100万円、営業利益6億3,300万円、経常利益5億7,000万円、当期純利益5億6,900万円、1口当たり分配金3,217円を見込む。


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