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日本郵政不、「ゆうぽうと」跡地の再開発着工

「五反田計画(仮称)」完成予想図

 日本郵政不動産(株)は10日、大規模複合開発「五反田計画(仮称)」(東京都品川区)の新築工事に着手したと発表した。

 日本郵政が保有・運営していた同区西五反田の「ゆうぽうと」跡地の再開発。敷地面積は約6,700平方メートル。建物は地上約97m、地上20階地下3階建て。延床面積約6万9,000平方メートル。1階がフードホール、2階がシェアオフィス、3階が多目的ホール、3~12階がオフィス、14~20階がホテルとなる。

 コンセプトを「TOKYO, NEXT CREATION」とし、オフィス入居企業とシェアオフィスユーザーとのコラボレーション、国内外からの観光・ビジネス客による宿泊、多目的ホールで開催されるイベント、フードホールでの飲食・ミートアップイベントなど、建物内施設を有機的につなげることで、多様な出会いと交流、新しい価値創造を促す次世代のまちの拠点を目指す。

 オフィスは五反田エリア最大級となる基準階面積約1,000坪。ホールは約400席対応。ホテルは延床面積約9,000平方メートル。(株)星野リゾートが運営者として決定している。

 竣工は2023年12月を予定している。


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