フロンティア不動産投資法人（FRI）は16日、2021年6月期決算を発表した。
当期（21年1月1日～6月30日）は、営業収益107億5,500万円（前期比0.9％減）、営業利益57億4,200万円（同2.4％増）、経常利益54億9,000万円（同2.9％増）、当期純利益54億8,900万円（同2.9％増）。1口当たり分配金は1万747円（同299円増）となった。
当期はスポンサーである三井不動産（株）が開発した「三井ショッピングパークららぽーと新三郷」の本体棟の共有持分34％を追加取得したほか、一部物件では大幅な賃料増額を果たした。期末のポートフォリオは37物件、取得価格合計3,390億600万円。ポートフォリオ全体の稼働率は99.9％。なお、コロナ禍により売上の回復に時間がかかっている一部テナントの固定賃料の減免なども行なった。
次期（21年12月期）については、営業収益113億5,800万円、営業利益61億5,100万円、経常利益58億1,700万円、当期純利益58億1,700万円、1口当たり分配金1万750円を見込む。