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阪急阪神不、 タイで3つの住宅分譲PJに参画

「(仮称)Thepharakプロジェクト」イメージ
「(仮称)Ladkrabangプロジェクト」イメージ

 阪急阪神不動産(株)は24日、タイで3つの住宅分譲プロジェクトに参画すると発表した。

 タイの不動産ディベロッパーであるセナ・デベロップメントとの共同事業。マンションとタウンハウスからなる「(仮称)Thepharak(テパラック)プロジェクト」(サムットプラカン県バーンサオトン郡、マンション:約330戸、タウンハウス:約300戸)と、マンションとタウンハウス、ショップハウスからなる「(仮称)Ladkrabang(ラートクラバン)プロジェクト」(バンコク都ラートクラバン区、マンション:約980戸、タウンハウス:約90戸、ショップハウス:約70戸)、分譲マンション「(仮称)Saphanmai(サパンマイ)プロジェクト」(バンコク都サイマイ区、約500戸)を開発する。

 「(仮称)Thepharak(テパラック)プロジェクト」は、バンコク中心部から南東に位置。中心部から車で約1時間でアクセスすることができる。また、同プロジェクトの近くにはバーンプリー工業団地があることから、勤務者の住宅需要が見込まれる。敷地面積は7万3,964平方メートル。竣工については、マンションは2022年、タウンハウスは21年から順次。総売上は約45億7,000万円(予定)。

 「(仮称)Ladkrabang(ラートクラバン)プロジェクト」は、バンコク中心部から東に位置。同中心部に車で約40分でアクセスすることができる。近くにはラートクラバン工業団地があり、同工業団地の勤務者の住宅需要が期待できる。敷地面積は3万8,183平方メートル。マンションは23年、タウンハウスとショップハウスは22年から順次の竣工となる予定。総売上は約52億8,000万円の予定。

 「(仮称)Saphanmai(サパンマイ)プロジェクト」は、バンコク中心部から北東に位置。徒歩10分にあるBTSスクンビットラインの最寄り駅から、同中心部まで約50分、車で約40分。ドンムアン空港にも近いことから、同空港の勤務者の住宅需要が見込まれる。敷地面積は約7,700平方メートル。23年に竣工予定。総売上は約20億9,000万円の予定。

 これらのプロジェクトにより、同社のタイにおける住宅分譲事業は17プロジェクト・約1万3,160戸に。また、海外における住宅分譲事業全体では、32プロジェクト・約3万5,000戸となる。

「(仮称)Saphanmaiプロジェクト」イメージ


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