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従業員のWell-Being状態を可視化する実証実験

 大和ライフネクスト(株)は30日、Social Healthcare Design(株)(SHD社、横浜市中区、代表取締役 CEO:亀ヶ谷 正信氏)が提供するアプリ「Happiness Book」を活用して、組織内のチームパフォーマンス向上と、従業員一人ひとりのWell-Being向上の実現を目的とした実証実験を開始すると発表した。

 「Happiness Book」はWell-Beingを数値化しパーソナリティを考慮して個別に動機付けまでを行なうシステムとして開発されたアプリ。

 大和ライフネクストは2019年に「大和ライフネクスト健康宣言」を制定。20・21年には日本健康会議が認定する「健康経営優良法人」に選定されている。昨年より、コロナ禍の影響に順応した健康経営活動に注力しており、さらなる従業員満足度向上や顧客満足度の向上を目指し、検討を重ね、「Happiness Book」に着目した。

 今回の実証実験では、87問のアンケートに回答することで、Well-Beingの状態をココロ・カラダ・キズナの健康として可視化すると共に、従業員一人ひとりが自分自身でWell-Beingを高められるプログラムを開発する。

 また、個人個人の特定の事柄に対する認知の感じ方や違いを統計的に測定したパーソナリティ分析を基に、分析結果をチーム内で共有・活用することを目的にワークショップを開催。従業員間の相互理解促進を通じたチームパフォーマンスの向上を検証する。

 分譲マンション管理を担当する部門の約100人を対象に、9~12月にかけて実施する予定。


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