東京建物（株）は13日、神奈川県内陸部2ヵ所に物流施設開発用地を取得したと発表。「（仮称）T-LOGI相模原」（相模原市南区）、「（仮称）T-LOGI寒川」（高座郡寒川町）としてマルチテナント型物流施設を開発していく。
「相模原」は国道129号に隣接し、圏央道「相模原愛川IC」より約2kmとアクセスに優れた物流適地に立地。周辺には産業集積が見られ、住宅も多いため雇用確保の面でも有利な環境となっている。JR「原当麻」駅より徒歩18分、敷地面積は約4万6,866平方メートル、延床面積は約9万3,730平方メートルを予定。竣工は2025年夏を予定している。
「寒川」は、圏央道「寒川北IC」より約6.2kmをはじめ、同「海老名IC」、東名高速「厚木南IC」など主要高速道のICが利用できる。工場や倉庫などが集積した立地であることから、24時間稼働も可能だと見込む。敷地面積は約1万8,617平方メートル、延床面積約2万6,960平方メートルを計画する。竣工は24年秋を予定している。
同社ではすでに、神奈川県内陸部において「綾瀬」（綾瀬市）、「横浜青葉」（横浜市都筑区）の2物件を開発中。今回の新規用地取得を契機として、拡大する物流施設のニーズに応えていく。