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JKKと世田谷区、ひとり親世帯の住宅確保で連携

 東京都住宅供給公社(JKK)は29日、世田谷区と連携協定を締結し、ひとり親世帯の住宅確保を推進すると発表した。

 世田谷区では、ひとり親世帯への居住支援として、区営住宅の提供や国のセーフティネット制度を活用した家賃低廉化補助制度等を実施しているが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化している状況を踏まえ、さらなる支援強化が急務であることから、今回の協定締結に至った。

 協定では、世帯所得が区営住宅等の入居基準を満たすひとり親世帯に対して、世田谷区から月2万円の家賃助成金を支給。JKKは定期借家住宅を提供する。提供する住宅は「豪徳寺住宅」(世田谷区豪徳寺、5戸)/月額家賃2万6,500円・2万8,200円(家賃助成金を差し引いた額)と「烏山北住宅」(世田谷区北烏山、5戸)/同3万1,300円(同)。10月1日から募集を開始し、入居開始は12月の予定。

 また、両者の連携により、ひとり親世帯向けに住宅相談会を開催する。


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