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IoT生活支援サービスに新機能追加/ミサワホーム

 ミサワホーム(株)は4日、住宅設備機器をIoTで一元管理するサービス「LinkGates」に2つのサービスを追加し、提供を開始した。

 「LinkGates」ではこれまで冷暖房や給湯、照明といった設備機器の遠隔操作や、温湿度センサー・窓開閉センサーによる熱中症・防犯アラートの通知機能、在宅状況を家族間で共有する「おでかけ おかえりスイッチ」などのサービスを提供してきた。
 今回、「自家消費制御サービス」と「生活サポートサービス」を新たに追加した。

 「自家消費制御サービス」は、過去の消費電力量と太陽光発電量、気象予測情報などから、AIが翌日の余剰電力量を予測し、給湯機器を自動制御。これにより、再生可能エネルギーの自家消費率を約1割高める。

 「生活サポートサービス」では、IFTTT社が提供するwebサービス「IFTTT」を通じ、「LinkGates」の各サービスをスマートスピーカーやスマートフォンなどと連携。「これをしたら(きっかけ)あれをする(行動)」といった「アプレット」と呼ばれる連携ルールを設定することで、スマートスピーカーに「とじまり」と言ったらシャッターを閉めて玄関を施錠する、人の密度が増えたら換気量を増やす、といった具合に暮らしの手間を自動化する。


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