三菱地所（株）は8日から、30分から依頼できる家事代行サービス「30min（サーティーミニッツ）」の提供を開始する。
同社の2019年度の新事業提案制度で提案・採択された事業。家事代行サービスは、共働き世帯の増加やコロナ禍における在宅勤務時間の増加などにより、利用ニーズが高まっている。その一方で「価格が高そう」「どんなスタッフが来るのか分からない」といった不安により、利用にあたっての心理的ハードルが高く、特にサービス利用経験のない人にとってその傾向が強い。
そこで、2～3時間の最低依頼時間が設定されていることが多いサービスを、マンションやエリア内で需要の多い曜日・時間帯に集約し、循環型とすることで、30分からのサービスを提供可能にする。こうすることで、身近に、気軽に使ってもらう機会を提供、新たな需要の喚起につなげる。
8日より、港区、千代田区、中央区、渋谷区、新宿区の三菱地所コミュニティ（株）の管理マンションを中心とした物件でサービスの申込受付を開始する。併せて、ホームページ上にて同サービスの利用希望を募る「事前登録」の受付も開始する。
今後事前登録の多いエリアへ優先的にサービスを提供・拡大していく予定。