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大阪・門真市で大規模複合開発を始動/三井不

「(仮称)門真市松生町商業施設計画」建物全体イメージ

 三井不動産(株)は15日、大阪府門真市で推進している大規模複合開発事業において、商業施設街区の「(仮称)門真市松生町商業施設計画」の起工式を10月4日に実施したと発表した。

 同事業では、パナソニック(株)工場跡地に、商業施設・分譲マンション・会員制倉庫型店舗・事業所の4つの街区を開発する。

 今回起工式を実施した商業施設街区は、京阪本線・大阪モノレール線「門真市」駅徒歩約8分に位置。隣地に大阪モノレール線の新駅設置も計画されている。敷地面積約11万6,700平方メートル、店舗棟(鉄骨造地上4階建て)、立体駐車場棟(鉄骨造6層7段)の2棟を開発する。延床面積約19万6,800平方メートル、店舗面積約6万6,300平方メートル、店舗数は約250店舗。さまざまなエンターテインメントを集積させた幅広い世代が集える商業施設とし、エントランス広場やセンターコートなど建物内外にはイベントスペースも整備する。10月に着工し、2023年春に竣工・開業する予定。

 なお、住宅街区では、三井不動産レジデンシャル(株)が11階建て・155戸(予定)の大規模分譲マンションを開発する計画で、23年度の竣工・入居開始を目指す。その他の街区については、コストコホールセールジャパン(株)が世界約810ヵ所で展開する会員制倉庫型店舗「コストコホールセール」、門真市に本社を置く東和薬品(株)の事業所が進出する。


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