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SNSでの新築マンション情報発信を強化/住友不

 住友不動産(株)は、SNSやYoutubeを活用した物件情報の提供を強化していく。コロナ禍で外出が難しくモデルルームに来場できない顧客への対応と、住宅購入初期段階の顧客や遠方に住む顧客が気軽に物件情報の取得や相談が行なえるようにすることが目的。

 同社はこれまで、モデルルームに来場できない顧客に向けて、物件ホームページの掲載情報の充実に取り組んできた。2020年6月からは、申し込み・契約、重要事項説明、引き渡しにオンラインで対応する「リモート・マンション販売」サービスを開始。同サービスの機能の一つ「オンライン見学会」により、ユーザーが自宅にいながらモデルルームの見学や担当者への相談も行なえるようにした。同見学会は、初月だけで約200組が参加した。

 また、21年4月からは、物件ごとにInstagramやTwitterなどSNSアカウントを開設。合わせて、「住友不動産公式公式YouTubeチャンネル」では、販売中の全物件について、それぞれ5~7分程度で紹介する動画の投稿を開始した。動画は営業担当チームが企画し撮影・制作しており、営業担当者自らが出演しエリアの魅力やモデルルームを紹介している。

 同社は今後もオンライン接客の拡充を図るなど、顧客の利便性向上に向けた取り組みを進めていく。


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