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“個室”で金融情報提供の実証実験

新丸ビル地下1階の実証実験筐体

 三菱地所(株)は1日より、SMBC日興証券(株)、テレキューブサービス(株)と連携し、個室型ワークブース「テレキューブ」を活用した実証実験を開始した。

 「テレキューブ」は、電源・Wi-Fiを備え、防音性が高く、オンライン会議等に利用できる個室型ワークブース。オフィスビル・商業施設・鉄道駅をはじめ、コンビニエンスストア・銀行などに展開。現在は関東圏、関西圏、名古屋市など114ヵ所188台で営業している。

 三菱地所、テレキューブサービスは、プライバシーへの配慮が必要な法務・行政・金融相談や遠隔診療等の相談スペースとしての可能性を追求し、「テレキューブ」のワークスペースとしての利用方法以外の付加価値を提供することを検討。SMBC日興証券と連携して、電話やWEBを通した防音性能に優れた個室スペースでの金融商品に関する情報提供スタイルのニーズを検証すべく、実証実験を行なうこととした。

 実証実験は、新丸ビル地下1階にある「テレキューブ」9台を設置した実証空間「テレキューブWEB会議センター」(東京都千代田区)で実施する。期間は2022年2月28日まで。


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