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集合住宅向け自立型宅配ボックスを発売

各戸専用の宅配ボックス・ポスト・玄関パーテーションイメージ

 大和ハウスグループの(株)デザインアークは1日、新築・既築の長屋形式集合住宅向け宅配ボックス付き玄関隔壁板「KoKo Partition(ココ パーテーション)自立型」の発売を開始した。

 同社では2021年1月、長屋型式の集合住宅に向けて、隣接する住戸ごとに配達物を出し入れできる、宅配ボックス・ポスト・パーテーションを一体にした玄関隔壁板「KoKo Partition(ココ パーテーション)壁面接合型」を発売。今回は、壁面に接合する必要がない「自立型」を、ラインナップに追加した。

 「自立型」は、壁面との接合金具が必要なく、玄関前の床固定のみで設置が可能。外壁と製品の間隔を自由に設定できるため、玄関間口でのレイアウトの自由度が向上した。また、建物外壁に穴を開けずに設置できるため、新築・既築を問わず、幅広い物件に対応できる。

 なお、上下2段の宅配ボックスは、隣接する住戸それぞれの玄関先で配達物を出し入れできる構造で特許を取得している。
 製品寸法(外寸)は、高さ1,900×横幅414.5×奥行336mm。重量は約50kg。本体価格(税込み)は、ポスト一体が38万5,000円、宅配ボックス単体が42万9,000円。

 全国の賃貸住宅管理会社、リフォーム会社、ハウスメーカーなどを対象に、月60台の販売を目指していく。


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