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船橋で物流施設を竣工/三菱地所他

「ロジクロス船橋」外観

 三菱地所(株)、ENEOS不動産(株)は24日、マルチテナント型物流施設「ロジクロス船橋」(千葉県船橋市)を竣工した。

 同施設は、京葉道路「船橋IC」より約0.5km、東関東自動車道「湾岸市川IC」より約1.8kmに位置し、首都圏内陸部への広域配送が期待できる立地。京成本線「海神」駅より徒歩17分、京葉線「二俣新町」駅より徒歩20分、居住地域が徒歩圏内にあり雇用確保の面でも優れる。敷地面積約1万1,700平方メートル、延床面積約2万3,700平方メートル、鉄骨造地上4階建て。竣工前に日本通運(株)と1棟賃貸借契約を締結済み。

 倉庫スペースは、床荷重1平方メートル当たり1.5t、梁下天井有効高5.5mを備え、倉庫柱間を11.0m×11.0m取り、レイアウトの自由度を高めた。事務所や垂直搬送機の増設に対応するエリアをあらかじめ設けたほか、倉庫に面して設備バルコニーを備えた。荷物の積み下ろし等を行なうバースエリアには、荷受け室やサテライト事務室、ドライバー用休憩室など、さまざまな利用が可能な約25平方メートルの多目的室も実装した。

 また、全館LED照明の利用により施設のCO2排出量を削減。「BELS」認証を取得している。


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