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三井不、台湾南部でアウトレットパークをオープン

「三井アウトレットパーク台南」外観イメージパース

 三井不動産(株)は12日、アウトレットモール「三井アウトレットパーク台南」を2月25日にオープンすると発表した。台湾南部都市圏への初出店となる。

 同施設は、台南市の中心部から南東へ約16km、高雄市の中心部から北へ約41kmに位置。年間利用者が約800万人にのぼる新幹線「台南」駅に近接しており、近隣ではコンベンションセンターや研究所の開発が進められている。敷地面積約5万9,000平方メートル。第1期の延床面積は約6万4,000平方メートル、鉄筋コンクリート造地上4階建て。2025年竣工予定の第2期と合わせると、延床面積は約8万1,000平方メートルになる予定。

 「Gateway Park Tainan」をテーマに、レンガ壁を使用して表現した施設エントランス、ガジュマルの木を象徴的に取り入れた約20mのガジュマルタワーなどを導入。全天候対応型の全館エンクローズドモール設計を採用し、台湾南部の熱帯気候にも対応する。建物屋上と平面駐車場には、合計約2MWの太陽光を設置。台南エリア初出店34店舗、日系ブランド47店舗を含む、約190店舗が出店する。

 同施設の開業により、台湾3大都市圏(台北都市圏、台中都市圏、南部都市圏)すべてにおいてアウトレット事業を展開することとなる。


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