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浦安で物流施設開発/日鉄興和不

「LOGIFRONT 浦安」外観完成予想図

 日鉄興和不動産(株)は31日、マルチテナント型物流施設「LOGIFRONT 浦安」(千葉県浦安市)を着工したと発表した。2023年1月末に竣工する予定。

 同施設は、高速道路湾岸線「舞浜」ICから約2.4kmの産業エリアに立地。敷地面積2万4,413平方メートル。鉄筋コンクリート造と鉄骨造の混構造(RCS造)・一部鉄骨造4階建て、延床面積5万2,478平方メートル。環境対策として全館LED照明やセンサー照明を採用。壁面緑化も行なう。

 1~3階をRCS造とすることでブレースを削減し、レイアウトの自由度を高めるなど機能性・汎用性を向上させる。トラックバースは1・2階に設置。テナント分割にも対応できるよう、大型車両が直接2階にアクセスできるスロープも設ける。荷物用エレベーター、垂直搬送機各4機を標準装備とし、垂直搬送機は2機増設可能とする。テナントのニーズに合わせ、事務所の増設や倉庫空調機器等の設置、非常用発電機の設置等をカスタマイズできるようにする。

 物流施設「LOGIFRONT」シリーズの首都圏での第4弾。同社は現在関東・関西で8物件を開発するなど、物流施設事業を拡大している。


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