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東京の4ビルにもCO2フリー電力導入/ダイビル

 ダイビル(株)は7日、東京に所有する4棟のビルへCO2フリー電力の導入を決定したと発表。

 国内に保有するすべてのビルにCO2フリー電力の導入を順次進める方針を明らかにしており、2021年12月に大阪府のダイビル本館、中之島ダイビル、新ダイビル、梅田ダイビルの4棟に先行導入した。今回、日比谷ダイビル、秋葉原ダイビル、商船三井ビルディング(虎ノ門ダイビル)、青山ライズスクエアについて、4月からの導入を決定した。

 計8棟への導入により、年間約4,800万kWhの電力が再生可能エネルギー由来へと置き換わり、CO2排出量は年間約1.8万t、一般家庭約1万世帯分の削減が見込める。また8棟への導入により、全ビルへの導入計画に対し73%の進捗率となる。

 導入するCO2フリー電力はRE100対応の非化石証書付電力。導入が完了したビルのテナントは、そのオフィスや店舗等で使用する電力のCO2排出量がゼロになるため、環境面での企業評価の向上につながるという。

 同社では今後も脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進める考え。


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