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不動産関連事業が伸長/長谷工22年3月期3Q

 (株)長谷工コーポレーションは10日、2022年3月期第2四半期決算(連結)を発表した。

 当期(21年4月1日~12月31日)は、売上高6,260億5,200万円(前年同期比13.1%増)、営業利益614億6,500万円(同31.8%増)、経常利益609億7,600万円(同33.3%増)、当期純利益418億2,600万円(同34.5%増)。完成工事高は減少したが、建設受注用地の取扱量増加、連結子会社の不動産の取扱量増加で増収増益に。

 主力の建設関連事業は、分譲マンション新築工事については、首都圏で200戸以上の大規模物件6件を含む35件、近畿圏・東海圏で200戸以上の大規模物件4件を含む12件と、合計で47件を受注。完成工事では、賃貸住宅等4件を含む56件を竣工した。セグメント全体では、売上高は4,532億円(同4.7%増)、営業利益は499億円(同6.9%増)だった。

 不動産関連事業では、連結子会社での分譲マンション引き渡し、完成在庫販売が順調に進捗。売上高654億円(同84.7%増)、営業利益97億円(同80.1%増)の増収増益に。

 サービス関連事業では、大規模修繕工事・インテリアリフォームにおける修繕工事の施工量が増加。不動産流通仲介の取扱件数の増加等もあり、売上高は1,456億円(同15.1%増)、営業利益は64億円(同532.8%増)となった。

 通期については、売上高8,500億円、営業利益780億円、経常利益750億円、当期純利益510億円を見込んでいる。


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