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郡山駅前で住宅・医療の複合再開発/野村不

「郡山駅前一丁目第二地区市街地再開発事業」完成イメージ

 野村不動産(株)は15日、個人施行者である(公財)湯浅報恩会ほか個人1人と推進する「郡山駅前一丁目第二地区市街地再開発事業」(福島県郡山市)において、福岡県より8日に権利変換計画の認可を受けたと発表した。

 同事業は、2008年に第一地区(10年竣工)および第二地区の一体型再開発事業として事業認可を受けたが、第二地区はリーマンショックの影響で一度事業が休止。18年に事業化に向けた検討を再開し、20年8月に同社が事業協力者として参画した。

 計画地は、JR東北新幹線・東北本線「郡山」駅より徒歩3分に位置。施工区域面積は約0.35ha、敷地面積は約2,942平方メートル。第一地区内に移転した「寿泉堂綜合病院」跡地に、共同住宅(総戸数約150戸)と医療施設(健診・透析センター)で構成する複合施設を開発する。延床面積は約2万600平方メートル。地域医療の下支えと都市型コンパクトタウンの実現を目指す。

 着工は22年度、竣工・引き渡しは25年度を予定する。


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