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まちづくりで活用する樹木を低炭素で輸送/住林G

鉄道用コンテナに樹木を運び入れるシーン

 住友林業(株)のグループ会社で都市の緑化や戸建住宅の外構工事等を手掛ける住友林業緑化(株)は9日、樹木物流を低炭素化する「緑配便(りょくはいびん)」を今夏より本格運用すると発表した。

 日本貨物鉄道(株)、川崎近海汽船(株)、日本通運(株)と連携して取り組むもので、幹線輸送をトラックから鉄道、船舶へモーダルシフトすることで、脱炭素を進める樹木配送サービス。昨年末から鉄道によるトライアル輸送に着手。JR貨物が「MiraiGreenCargo(ミライグリーンカーゴ)」というオリジナル開発のコンテナによる樹木の試験的輸送を行なう。今年の夏にも本格運用を開始する。

 今後は船舶によるトライアル輸送や樹木以外の輸送の可能性についても、積極的に取り組む考え。


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